CONTINUING DENTAL
EDUCATION 2019

Distinguished Clinician インターミディエイトセミナー

マルチディシプリナリーアプローチ22日間コース

マルチディシプリナリーアプローチ 10( 補綴 : クラウンブリッジ )
咬合論の理解(補綴 Ⅰ)
Understanding of occlusion theory

マルチディシプリナリーアプローチ 11( 補綴 : クラウンブリッジ )
プレパレーションデザインとその考え方(補綴Ⅱ)
Preparation design for crown and bridge

マルチディシプリナリーアプローチ 12( 補綴 : クラウンブリッジ )
テンポラリークラウンとプロビジョナルレストレーション(補綴Ⅲ)
Temporary restoration & Provisional restoration
マルチディシプリナリーアプローチ 13( 補綴 : クラウンブリッジ )
クラウンブリッジの印象から装着まで( 補綴 Ⅳ )
Impression and cementation for crown & bridge
【コース番号10190306】 【歯科医師】

渡辺 隆史

渡辺 隆史

Takashi Watanabe
小滝歯科医院 院長
明海大学歯学部 臨床教授
日本顎咬合学会 元理事長 指導医・認定医
日本歯内療法学会 専門医
日本口腔診断学会 認定医
アメリカ審美歯科学会 会員
アメリカ歯周病学会 会員
UCLA-Kawazu STUDY CLUB 会長
いいづな総合歯顎研究会(ITDC)主宰

補綴治療を行う上で、一本のクラウンやワンスパンのブリッジを適切に装着する技術を持つことがどれほど重要なことか、多くの臨床医は気がついているはずです。高精度なクラウン一本を確実に装着できる技術を身につけることは、フルマウススリハビリテーションのような大きな補綴治療をする際にも活きてきます。しかしながら、いくら時間をかけて頑張って治療をしても、様々なテクニック上の誤差が補綴物にダイレクトに現れてしまうのも現実です。どのようにしたら高精度な補綴物を作製することができるのか?そのノウハウを、実習を主体に解説します。

2019年9月7日(土)

咬合論の理解(補綴Ⅰ)

理論的にかつ合理的なクラウンブリッジ治療を行うには、咬合論の基本を理解しておくことが必要です。第1回のセミナーは、頭で考えるだけではなく実習を通して、咬合に対する知識を深めていただくことを目的に行います。実習では、ドロップオンワクシングと咬合調整を行います。機能的なワックスアップテクニックの一つである、ペインのテクニックを体現したのちに咬合調整の手順を学ぶことで、難解に思われる咬合への理解が深まるばかりか、形成、プロビジョナルクラウン作製やクラウンの咬合調整を理論的にかつ効率良く行うことができるようになります。
本コースでクラウンブリッジ作製に最低限必要な、咬合論の基本を身につけたうえで、その後の補綴Ⅱ(形成)、補綴Ⅲ(テンポラリークラウンとプロビジョナル)、補綴Ⅳ(印象と装着)と順次受講していただくことによって、誰もが質の高い高精度なクラウンブリッジ治療を確実にできるようになることを目指します。

講義(Lecture)

  • 1. 下顎の基準位
    咬頭嵌合位と中心位
  • 2. 下顎運動
    機能運動と非機能運動(習慣運動と限界運動)
    咬合様式と理想咬合
    開閉運動と咬合器
    前方運動と咬合器
    側方運動と咬合器
  • 3. 咬合面形態の意味と理解
    第一大臼歯の咬合面形態の理解
    機能的な咬合面形態とは
    咬合接触点の意味と考え方
  • 4. 咬合調整の手順

実習(Hands on)

  • 1. ドロップオンワクシングテクニック(Payneのfunctional Waxing)左下6&右上6
  • 2. 咬合調整
マルチディシプリナリーアプローチ 10マルチディシプリナリーアプローチ 10

受講者の声

歯の形態と咬合についての講義後、ワックスアップ実習が行われました。鋳造冠製作のためではなく、歯の形態と咬合の関係を深く理解するための実習でした。補綴物製作の歯型彫刻でもない、歯の形態と機能を結びつけるための実習・講義は、大学では行われておらず、非常に参考になりました。

2019年9月8日(日)

プレパレーションデザインとその考え方(補綴Ⅱ)

第1回で学んだ咬合の知識をもとに形成実習を行います。適合のよい補綴物を作るには、各ステップでの誤差を最小にしなくてはなりません。その第一歩が形成です。綺麗に形成できるようになることはとても大切ですが、その形成は理論的でかつ効率が良くなくてはなりません。最短時間で綺麗な形成をするにはどうしたらよいか?形成限界はどこに求めればよいのか?形成量はどのようにして決めるのか?どうしたらバーの軸がブレないように形成できるか?圧排はどのようなときに必要か?器材は何を選んだらよいか?楽で安全な形成ポジションは?などなど、フルクラウンの形成実習を通して、形成の様々な疑問にお答えします。フルクラウンの形成は全ての形成の基本です。フルクラウンの形成を確実にマスターすることで、ブリッジや 4/5 冠やオンレー、7/8 冠や 3/4 冠など、あらゆる種類の形成を楽にこなすことができるようになります。また、フルクラウンの形成に加えて接着性ブリッジの形成実習を行います。支台歯に大きなう蝕がない時、誰もがブリッジ形成をためらうはずです。接着性ブリッジは、削除量を最小限にできるため、低浸襲で支台歯に優しい方法です。

講義(Lecture)

  • 1. 形成に必要な基礎知識
  • 2. 歯周組織に調和した形成デザインとは
  • 3. マージンの形態とバーの選択
  • 4. 目的に合わせたマージンの設定位置
  • 5. 歯肉圧排の必要性と方法
  • 6. プレパレーション デザインに影響を与える要因と対処法
  • 7. フルクラウン(FMC, CAD/CAM冠)形成の勘所と注意点
  • 8. 接着性ブリッジ形成の勘所と注意点
  • 9. 形成ポジション
  • 10. 4/5冠形成の勘所と注意点
  • 11. 7/8冠形成の勘所と注意点
  • 12. 3/4冠形成の勘所と注意点

*10、11、12は時間が許す限り動画で提示

実習(Hands on)

  • 1. 右下6 FMCプレパレーション
  • 2. 左上6 FMCプレパレーション
  • 3. 右下4 CAD/CAM Cr プレパレーション
  • 4. 左下⑤6⑦接着性ブリッジプレパレーション
マルチディシプリナリーアプローチ 11マルチディシプリナリーアプローチ 11
2019年10月5日(土)

テンポラリークラウンとプロビジョナルレストレーション(補綴 Ⅲ)

第3回はテンポラリークラウンとプロビジョナルレストレーションの作り方を実習します。テンポラリーはできるだけ簡単に早く作らなくてはなりません。
一方、プロビジョナルには機能的な形態や、最終補綴物に匹敵した適合精度や咬合精度が求められます。それをチェアーサイドで確実に行うにはどうしたらよいか?その勘所を細かく解説します。

講義(Lecture)

  • 1. テンポラリーとプロビジョナルの違い
  • 2. プロビジョナル作製に必要な咬合理論の復習と歯牙の形態
  • 3. 歯周組織に調和したプロビジョナルの形態
  • 4. マージンを適合させる方法
  • 5. 機能的な咬合面形態と咬合接触点の作り方
  • 6. 直接法と間接法 各種テンポラリーの作り方

実習(Hands on)

  • 1. 直接法によるフルクラウンテンポラリーレストレーション
  • 2. 間接法によるブリッジプロビジョナルレストレーション
  • 3. 直接法による審美的な前歯テンポラリーレストレーション
マルチディシプリナリーアプローチ 12マルチディシプリナリーアプローチ 12
2019年10月6日(日)

クラウンブリッジの印象から装着まで(補綴Ⅳ)

最終回は印象と装着について解説します。精度の高い補綴物を作製するには、精密印象を行い、技工操作の誤差を最小限にしなくてはなりません。精密ラバー印象が確実に採得できるようになるため実習をおこないます。また、日常頻繁に行っているアルギン寒天印象も、扱い方を守れば高精度で簡便な印象方法になります。その勘所を解説します。しかし、せっかく綺麗で高精度な印象が採得できても、作業用模型に誤差が生じては元の木阿弥です。誤差を最小限に押さえる技工操作やフェイスボウトランスファーについても解説します。
そしていよいよ最終段階の装着です。装着時咬合調整はどのように行うのか?装着材料は何を選べばよいのか?実習を通して解説します。

講義(Lecture)

  • 1. アルギン寒天連合印象の勘所
  • 2. 精密ラバー印象の勘所
  • 3. 二重圧排法
  • 4. フェイスボウトランスファーの意味と重要性
  • 5. チェックバイト記録と咬合器のアジャスト方法
  • 6. 作業用石膏模型の作り方
  • 7. コンタクトポイントの調整法
  • 8. 咬合調整の理論と実際
  • 9. フルクラウンの装着方法

実習(Hands on)

  • 1. 上顎精密ラバー印象(既製トレー)
  • 2. 下顎精密ラバー印象(既製トレー)
  • 3. フェイスボウトランスファー
  • 4. カスタムジグによるチェックバイト記録
  • 5. 咬合器のアジャスト
  • 6. クラウン装着と咬合調整
マルチディシプリナリーアプローチ 13マルチディシプリナリーアプローチ 13
  • 年間スケジュール一覧
    カレンダーを見る>
  • 日程
    2019年9月7日(土)
    10:00~17:00
    2019年9月8日(日)
    9:00~16:00
    2019年10月5日(土)
    10:00~17:00
    2019年10月6日(日)
    9:00~16:00
  • 会場
    千葉・浦安市
締切

プログラム一覧

Distinguished Clinician インターミディエイトセミナー
マルチディシプリナリーアプローチ22日間コース

日時 コース名 区分 講師 会場 定員 受講料 申込
2019年4月21日(日)~2020年3月15日(日) 【コース番号 10190300】
マルチディシプリナリーアプローチ(全コース受講パッケージコース)
歯科医師 講師詳細 東京・新宿区
千葉・浦安市
15 950,000 円 詳細
締切
2019年4月21日(日) 【コース番号 10190301】
マルチディシプリナリーアプローチ1/診査・診断・治療計画
歯科医師 渡辺 隆史
千葉・浦安市 15 50,000 円 詳細
終了
2019年5月18日(土)~5月19日(日) 【コース番号 10190302】
マルチディシプリナリーアプローチ2・3/(歯内療法)
歯科医師 平井 順
千葉・浦安市 15 110,000 円 詳細
終了
2019年6月15日(土)~6月16日(日) 【コース番号 10190303】
マルチディシプリナリーアプローチ4・5/(歯周治療I・歯周治療II)
歯科医師 林 丈一朗
東京・新宿区 15 100,000 円 詳細
終了
2019年6月29日(土)~6月30日(日) 【コース番号 10190304】
マルチディシプリナリーアプローチ6・7/(歯周治療III・歯周治療IV)
歯科医師 辰巳 順一
東京・新宿区 15 100,000 円 詳細
終了
2019年7月20日(土)~7月21日(日) 【コース番号 10190305】
マルチディシプリナリーアプローチ8・9/(保存修復)
歯科医師 宮崎 真至
東京・新宿区 15 100,000 円 詳細
終了
2019年9月7日(土)~10月6日(日) 【コース番号 10190306】
マルチディシプリナリーアプローチ10・11・12・13/(補綴I・補綴II・補綴III・補綴IV)
歯科医師 渡辺 隆史
千葉・浦安市 15 200,000 円
締切
2019年10月19日(土)~12月1日(日) 【コース番号 10190307】
マルチディシプリナリーアプローチ14・15・16・17/(アップライトとエクストルージョン)
歯科医師 渡辺 隆史
千葉・浦安市 15 200,000 円 詳細 申込
2020年1月18日(土)~1月19日(日) 【コース番号 10190308】
マルチディシプリナリーアプローチ18・19/(補綴V・補綴VI)
歯科医師 上濱 正
河原 英雄
小林 義典
東京・新宿区 15 100,000 円 詳細 申込
2020年2月29日(土)~3月1日(日) 【コース番号 10190309】
マルチディシプリナリーアプローチ20・21/(小外科の基本1・小外科の基本2)
歯科医師 坂下 英明
草間 薫
千葉・浦安市 15 100,000 円 詳細 申込
2020年3月15日(日) 【コース番号 10190310】
マルチディシプリナリーアプローチ22/(予防とメインテナンス)
歯科医師 渡辺 隆史
千葉・浦安市 15 50,000 円 詳細 申込

■ご協力とお願い

1. 服装について
我が国の誇る著名な臨床歯科医師の先生方を招聘して、開催しております。服装は必ずしもフォーマルである必要はありませんが、襟なしシャツや短パンなど、周囲の雰囲気を損なわない服装やエチケットにご協力をお願い申し上げます。
2. 写真撮影・ビデオ撮影等について
研修会開催中の写真撮影、ビデオ撮影については、患者様の個人情報に関する保護法の問題、ご講演いただいております講師の著作権法などに関わる問題などが発生しますので、ご遠慮願いますようお願い申し上げます。
3. 個人情報保護法について
2005年4月1日より個人情報保護法が施行となりました。生涯研修会にご参加希望の先生が受講申込書等にご記入いただく「医院名、所在地、氏名、電話、FAX等」は個人情報に該当します。ご提供いただきました個人情報に関する取扱には、細心の注意を払います。

(1) 受講申込書にご記入いただいた情報は、ご参加研修会の受講案内の送付、修了証書の交付、研修会に関する資料および当生涯研修会が発信する情報の送付先として利用されます。

(2) 受講申込書にご記入いただいた情報は、本研修会の協賛社にも提供され、製品情報等の送付先として利用されます。