基礎的臨床教育(Excellent Clinician)

基礎的臨床教育(Excellent Clinician)

一定の知識・技術を有し、適切な診断と治療を行うことができるとともに人格に優れた歯科を目指します。

クリニカルスキルアップセミナー

INTRODUCTION
歯科医療従事者は、患者、国民が生涯にわたり健康で幸福な人生を送るために必要な知識、技能、経営、そしてコミュニケーション力などの向上のため日々学ぶことが求められています。 これらのニーズに応えるために、明海大学・朝日大学歯学部生涯研修部は我が国唯一の歯学部生涯研修部として活動しております。 歯科口腔医療は生涯にわたる健康の育成、維持、再建、管理に重要であることを国民も理解し始めています。また、歯科口腔領域の形態的回復から機能的回復が重要となり、さらに全身への影響も明らかにされつつあります。 本研修では前半を歯科医療関係者が歯科口腔領域について、後半は「これからは歯科の時代、良質な歯科口腔医療を提供できないと医療は成立しない。」との共通認識を有する医療関係者からの講演で構成しています。 卒業直後の方は生涯にわたる羅針盤として、中堅の方は今までの知識・技能などの再構築のチャンスとして、ベテランの方は最新の情報を習得し第二の人生の出発点として研修していただける一流講師陣によるセミナーを用意しております。 クリニカルスキルアップセミナーは、基礎的臨床教育の習得を目標としています。 その後、実践的臨床教育、高度専門的臨床教育へと切れ目のない体系的プログラムに参加され「歯科総合医」として患者、スタッフ、ご家族から信頼され、尊敬される豊かな歯科医師・歯科衛生士人生を歩むことができるための入り口のコースです。
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INTRODUCTION

平成23年6月、チーム医療推進方策検討ワーキンググループにおいて、チーム医療の基本的な考え方として「医科・歯科連携」が明示されました。
その中で、歯科医師、歯科衛生士をチーム医療の一員とし、口腔衛生管理の徹底を図ることで、誤嚥性肺炎等の発生を予防し、その後の円滑な医療に貢献するとともに、摂食・嚥下障害、低栄養状態、口臭等に対する医療対応が可能となり、入院患者のQOL 向上や早期回復に寄与することができると報告されました。

歯科衛生士として、歯科医院に来院する患者に対応し、歯・歯肉・口腔衛生状態を診る従来型の学びから大きな転換を図っていかなければなりません。
チーム医療を推進する中で、口腔機能管理が歯科医師と歯科衛生士に求められております。
歯科衛生士として求めれられているのは、口腔衛生管理と患者の状態を歯科医師に伝達するスクリーニングの役割が期待されます。
歯科医師と歯科衛生士がチームを組んで医療対応することが重要であるが、そのためには歯科衛生士は従来の知識に加えて、さまざまな専門的口腔衛生処置などの分野の知識を新たに学ぶ必要があります。
特に、歯科医療人に必要なビジネスマナー、歯周病、口腔育成、摂食嚥下、睡眠時無呼吸症候群、分子栄養医学概論、病巣疾患、健口から健幸、がん、誤嚥性肺炎、自立支援、う蝕と全身機能、オーラルフレイルなど周術期等の感染予防や口腔機能の維持・改善を目的とした専門の口腔ケアに関わっていただいている先生方に「医科歯科連携時代のチーム医療における歯科衛生養成コース」をお願いしました。

INTRODUCTION
デモンストレーションコースは、一口腔単位で治療を行っていくうえで基礎となる、各臨床分野「診査診断・保存修復・歯周治療・歯内療法・クラウンブリッジ・総義歯・デジタルデンティストリー・インプラント・口腔外科・矯正」における基本的な臨床手技の理解を深めることを目的としています。各セクションでは、講師が重要なポイントをデモストレーションを交えて解説します。講師が行う、実際の手の動き見ることで、より理解が深まり、明日からの臨床に役立てることができます。 また、コースを全て受講することで、どのような局面でどのような治療を選択すれば良いか、適切な治療計画と適切な治療を選択する力を養うことができます。