CONTINUING DENTAL
EDUCATION 2026
朝日大学大学院歯学研究科連携プログラム
Special Needs Course
Special Needs Course
安藤 壮吾
Shogo Ando
なみき通り歯科・矯正歯科 院長
朝日大学歯学部歯周病学講座
日本歯周病学 専門医
日本デジタル歯科学会 専門医
OJ (Osseointegration study club of Japan) 正会員 理事
EAO(European Association for Osseointegration)認定医
日本臨床歯周病学会 認定医 理事
日本口腔インプラント学会
尾野 誠
Makoto Ono
医療法人泰歯会 四条烏丸歯科クリニック副院長
JIADS ペリオコース 常任講師
Institute for Periodontal Regenerative Therapy co-director
国際歯周形成外科学会(ISPPS) Fellow, Board member
ITI fellow
ITI study club 京都 co-director
東京科学大学歯周病科 非常勤講師
田代 浩史
Hirofumi Tashiro
田代歯科医院 院長
東京科学大学 臨床教授(齲蝕制御学)
徳島大学 臨床教授(歯科保存学)
日本歯科保存学会 専門医
日本接着歯学会 指導医
DIRECT RESTORATION ACADEMY OF COMPOSITE RESIN 主宰
谷口 裕重
Hiroshige Taniguchi
朝日大学歯学部口腔病態医療学講座
摂食嚥下リハビリテーション学分野教授
朝日大学病院 口腔管理・食支援センター
センター長(併任)
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士
日本老年歯科医学会
摂食機能療法専門歯科医師・指導医
日本静脈経腸栄養学会 認定歯科医
日本嚥下医学会 相談歯科医
日本障害者歯科学会 認定医
多田 瑛
Akira Tada
朝日大学歯学部口腔病態医療学講座
摂食嚥下リハビリテーション学分野 助教
日本老年歯科医学会認定医
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
葭澤 秀一郎
Shuichiro Yoshizawa
歯科医師・歯学博士
株式会社睡眠歯科リサーチセンター東京 代表取締役
昭和医科大学 歯科補綴学講座 兼任講師
東京科学大学 快眠歯科外来 非常勤講師
日本睡眠学会 歯科専門医
日本睡眠歯科学会 認定医・指導医
コース概要
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- 日程
- 2026年5月17日(日)~12月20日(日)
-
- 会場
- 岐阜・瑞穂市
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- 主な認定制度
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- □日本歯科医師会認定研修会
- □朝日大学大学院生の単位認定コース
- 2026年5月17日(日) 10:00~17:00
① 予防×デジタルを基盤とする長期管理型歯科 -
① 予防×デジタルを基盤とする長期管理型歯科
Long-term Dental Care Based on Prevention × Digital Dentistry【歯科医師】講師/安藤 壮吾
超高齢社会と生産年齢人口の減少により、日本の歯科医療には効率性・標準化・継続性がより強く求められるようになっています。こうした環境下では、一口腔単位で長期的に患者さんを支える「長期管理型歯科」が不可欠となり、その基盤には予防の考え方とデジタル技術の活用が求められます。口腔内スキャナー、CAD/CAM、CT、フェイススキャンを統合したデジタル臨床は、診療精度と省略化を両立させ、労働人口不足の時代において持続可能な医療提供に不可欠です。また、歯科衛生士、管理栄養士、歯科技工士、言語聴覚士など多職種との連携は、長期にわたる口腔機能の維持に欠かせません。本講演では、予防 × デジタルを基盤とした長期管理型歯科の実践と、多職種連携を含む包括的アプローチをご紹介し、体験していただきます。
プログラム
- 1. なぜ今、予防歯科なのか? " 守る医療" から" 生かす医療" へ
人口構造の変化(超高齢化・生産年齢人口減少)と歯科医療の使命 - 2. 歴史から学ぶ予防主導型歯科の流れ
Axelsson モデルから始まる「長期管理」の思想 - 3. DX とデジタル歯科の進化
— IOS × CAD/CAM × 1 Day Treatment が創る新しい歯科臨床
【 実習 】(オーラルスキャンからCAD を用いたデジタル設計まで)
オーラルスキャン(IOS)が変える日常臨床
CAD/CAM 設計による標準化された補綴治療
1 Day Treatment がもたらす臨床メリット - 4. これからの時代を生き抜く総合歯科の未来
長期管理 × DX × 多職種連携(DH・栄養士・技工士・ST・AI 活用)が高める医院価値について
若手歯科医師に求められるこれからの未来戦略とは


- 1. なぜ今、予防歯科なのか? " 守る医療" から" 生かす医療" へ
- 2026年7月26日(日) 10:00~17:00
② 臨床に活かす歯周形成外科 -
② 臨床に活かす歯周形成外科
Periodontal Plastic Surgery for Clinical Application【歯科医師】講師/尾野 誠
近年、審美歯科治療における歯肉レベル是正のニーズは高まっており、歯肉退縮に対する根面被覆術や欠損部顎堤の軟組織増生手術など多様な術式が用いられている。しかし、数多くの術式の中から根拠をもって最適な方法を選択することは容易ではなく、さらに口蓋からの結合組織採取も大きな課題となる。本コースでは、軟組織増生に関する知識と技術を体系的に解説し、講義と実習を通じて臨床応用へとつなげることを目指す。
プログラム
【講義】
- ・軟組織欠損の問題点とその解決法
- ・根面被覆術の基礎と歴史的変遷
- ・根面被覆術の実際
【実習】
- ・上皮下結合組織採取
- ・単独歯の歯肉退縮に対する歯肉弁歯冠側移動術
- ・モディファイドトンネルテクニック




- 2026年11月8日(日) 10:00~17:00
③ コンポジットレジン修復 Science & Art -
③ コンポジットレジン修復 Science & Art
Direct CR restoration for esthetic dental treatment (Good balance of " Science & Art " )【歯科医師】講師/田代 浩史
コンポジットレジン修復関連材料の特徴を理解し、臨床応用における注意点を整理することは重要です。本講演では様々な臨床状況で新規材料を活用した具体的なコンポジットレジン修復術式を紹介します。コンポジットレジン修復を歯科治療の最初の一手として採用し、口腔内環境の崩壊に向かうレストレーションサイクルを初期段階で停止させ、患者の理解・協力の下で「MI修復」の新しい方向性を模索していく必要があると考えます。
プログラム
【講義(Lecture)】
- 1. コンポジットレジン直接修復の特徴
- 2. コンポジットレジン修復の最新臨床術式 8STEPS
- 3. コンポジットレジン修復の適応症拡大 8CASES
保険診療症例 : 臼歯1級修復・臼歯2級修復・前歯4級修復
自費診療症例 : 臼歯 メタルフリー修復・離開歯列への修復
ダイレクトベニア修復・ダイレクトクラウン修復
ダイレクトブリッジ修復
【実習(Hands on)】
- 1. 臼歯 メタルフリー修復 における新規マトリックス システムの活用方法
- 2. 前歯部大規模コンポジットレジン修復におけるシリコーンガイド作製方法
- 3. ダイレクトクラウン修復における失活歯への歯冠形態再構築方法


- 2026年12月13日(日) 9:30~16:00
④ 歯科医療新時代への対応 -
④ 歯科医療新時代への対応
~実践!口腔機能管理と摂食嚥下リハビリテーションの融合~
Adapting to the New Paradigm in Dental Medicine
- A Practical Integration of Oral Function Management and Dysphagia Rehabilitation -
【歯科医師・歯科衛生士・看護師・言語聴覚士・管理栄養士・薬剤師】講師/谷口 裕重・多田 瑛
「“食べる力”を支えることが歯科の責務である」、そんな言葉を耳にする機会が増えてきました。口腔機能低下症という概念が提唱され、歯科医療の新たな役割が社会から問われ始めています。それに伴い、口腔機能低下と摂食嚥下障害との関係性も、徐々に明らかになりつつあります。我々は今後5年、10年のうちに、地域の歯科診療所が口腔機能の管理と摂食嚥下リハビリテーション(摂食嚥下リハ)を「日常的に」実施する時代が、必ず到来すると考えています。
本研修会では、こうした現状をふまえ、歯科診療所でも無理なく取り組める「実践的」かつ「現実的」な口腔機能管理および摂食嚥下リハの戦略をお伝えします。摂食嚥下リハを「特別なもの」ではなく、「日常臨床の延長」として自然に取り入れるための具体的な視点と工夫をご紹介します。本研修会を通じて、参加者の皆さまが「自院でも始められる!」という実感を持ち、明日からの診療に向けた具体的な一歩を踏み出す契機となれば幸いです。プログラム
第1部:明日から使える!咀嚼機能(口腔機能)管理実践ガイド 9:30 ‒ 12:30
- Section 1講義
口腔機能低下症の3つのポイント~なぜ進行を止める必要があるのか~ - Section 2講義
短時間で十分採算が取れる効率的な検査法と保険算定の仕方 - Section 3講義・実習
診療室でも実践できる!口腔機能管理
第2部:明日から使える!摂食嚥下リハ実践ガイド 13:30 ‒16:00
- Section 4講義
歯科が摂食嚥下リハを捉える~咀嚼の重要性~ - Section 5講義・実習
診療室でも実践できる!摂食嚥下機能評価!
実践!嚥下内視鏡検査:VE・嚥下造影検査:VF(造影室でVF を実施します) - Section 6講義・実習
診療室でも実践できる!摂食嚥下リハ!
実践!摂食嚥下リハ・咽頭喀痰吸引
- Section 1講義
- 2026年12月20日(日) 10:00~17:00
⑤ 我々、歯科医療従事者が知るべき、睡眠時無呼吸症への対応 -
⑤ 我々、歯科医療従事者が知るべき、睡眠時無呼吸症への対応
Obstructive Sleep Apnea: What Every Dental Professional Should Know,
Recognize, and Manage【歯科医師】講師/葭澤 秀一郎
近年の研究では、日本における閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA:Obstructive Sleep Apnea)の潜在患者数は、およそ2,200万人に上ると報告されています。しかし、実際に適切な治療を受けているのはごく一部にとどまっているのが現状です。
本コースでは、歯科医院で気づくことのできるOSA患者の特徴、院内で行うべき検査項目、医科との効果的な連携方法、治療アプローチ、現行の保険制度における課題、そして今後の展望について、具体例を交えながらお話しいたします。
これまで、睡眠歯科医療を行なわれてこなかった先生や、医科からの治療依頼はあるがどのように加療したら良いかが不安だった先生方に、明日からの診療で自信を持って睡眠歯科診療を行なっていただけるような内容となっております。プログラム
【講義】
- ・ 睡眠生理学:ヒトはなぜ眠るのか、そしてどのように寝ているのか
- ・ 睡眠時無呼吸症の基礎:いびき・無呼吸はどのように起こっているのか
- ・ 歯科的検査法:問診票、口腔内診査、画像診断の施行法
- ・ 医科歯科連携:医科への検査依頼はどのようにしたら良いのか
- ・ 医科的検査法:睡眠検査の種類、検査項目について
- ・ 睡眠時無呼吸症の治療法(医科):CPAP、耳鼻科的処置など
- ・ 睡眠時無呼吸症の治療法(歯科):口腔内装置、MFT など
- ・ 口腔内装置の治療の流れ:睡眠歯科医療実施に向けて、院内でどのようにスキームを構築するべきか
【実習】
- ・ 咬合採得:専用ディバイスを用い、無呼吸用口腔内装置の咬合採得を行います
- ・ CPAP 体験:医科で処方されているCPAP について実際に装着していただきます


プログラム一覧
朝日大学大学院研究科連携プログラム
General Practitioner Course
| 日時 | コース名 | 区分 | 講師 | 会場 | 定員 | 受講料 | 申込 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026年5月17日(日)~12月20日(日) | 【コース番号 17261400】 朝日大学 Special Needs Course(パッケージコース) |
歯科医師 |
安藤 壮吾 尾野 誠 田代 浩史 谷口 裕重 多田 瑛 葭澤 秀一郎 |
岐阜・瑞穂市 | 15 | 270,000 円 | 申込 |
| 2026年5月17日(日) | 【コース番号 17261401】 1.予防×デジタルを基盤とする長期管理型歯科 |
歯科医師 |
安藤 壮吾 |
岐阜・瑞穂市 | 15 | 60,000 円 | 申込 |
| 2026年7月26日(日) | 【コース番号 17261402】 2.臨床に活かす歯周形成外科 |
歯科医師 |
尾野 誠 |
岐阜・瑞穂市 | 15 | 60,000 円 | 申込 |
| 2026年11月8日(日) | 【コース番号 17261403】 3.コンポジットレジン修復 Science & Art |
歯科医師 |
田代 浩史 |
岐阜・瑞穂市 | 15 | 60,000 円 | 申込 |
| 2026年12月13日(日) | 【コース番号 17261404】 4.歯科医療新時代への対応 |
歯科医師・歯科衛生士・看護師・言語聴覚士・管理栄養士・薬剤師 |
谷口 裕重 多田 瑛 |
岐阜・瑞穂市 | 15 | 60,000 円 | 申込 |
| 2026年12月20日(日) | 【コース番号 17261405】 5.我々、歯科医療従事者が知るべき、睡眠時無呼吸症への対応 |
歯科医師 |
葭澤 秀一郎 |
岐阜・瑞穂市 | 15 | 60,000 円 | 申込 |
■ご協力とお願い
- 1. 服装について
- 我が国の誇る著名な臨床歯科医師の先生方を招聘して、開催しております。服装は必ずしもフォーマルである必要はありませんが、襟なしシャツや短パンなど、周囲の雰囲気を損なわない服装やエチケットにご協力をお願い申し上げます。
- 2. 写真撮影・ビデオ撮影等について
- 研修会開催中の写真撮影、ビデオ撮影については、患者様の個人情報に関する保護法の問題、ご講演いただいております講師の著作権法などに関わる問題などが発生しますので、ご遠慮願いますようお願い申し上げます。
- 3. 個人情報保護法について
- 2005年4月1日より個人情報保護法が施行となりました。生涯研修会にご参加希望の先生が受講申込書等にご記入いただく「医院名、所在地、氏名、電話、FAX等」は個人情報に該当します。ご提供いただきました個人情報に関する取扱には、細心の注意を払います。
-
(1) 受講申込書にご記入いただいた情報は、ご参加研修会の受講案内の送付、修了証書の交付、研修会に関する資料および当生涯研修会が発信する情報の送付先として利用されます。
- (2) 受講申込書にご記入いただいた情報は、本研修会の協賛社にも提供され、製品情報等の送付先として利用されます。
申込手続き
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